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改訂版明宝寒水史
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お線香
「どうして浄土真宗では、お線香を立てないで、横に寝かせるのですか」
これは割合によくある質問です。
私に言わせれば、「どうして他の宗派では立てるのでしょうか」と、逆に聞いてみたいような気がするのですが、立てるとか横にするということには大きな意味はないと思います。
ただ、テレビなどで、お線香が焚かれているシーンが出てくると、ほとんどの場合、お線香は立てられてあります。そんなこともあって、なんとなくお線香は立てるものだという先入観があるのかもしれません。
お香を練り合わせて棒状にした、便利なお線香が出来るまでは、灰に溝を作り、その溝にお香を置いて端に火を点けると、ゆっくりと溝に沿って燃えていくという、そんな方法をとっていました。
それで、お線香を立てずに灰の上に横にすると、その形に非常に似たものになります。浄土真宗は、古式に従った作法を採用しているのだとも言えます。
横に寝かせることが作法だということになれば、次に気になるのは本数です。しかし、本数に決まりはありません。香炉の大きさに合わせて、一本のお線香を二つか三つに折って横に寝かせるのが一般的です。
それから、火を点けた方を右にするか左にするか、これもどちらでも構いません。
作法のことはさておき、お香は仏さまに対する最も大切な捧げものです。自分自身が、その香によって心が落ち着き、そっと手を合わせたくなる。そんなお線香を選んでいただけたら、ありがたいです。(S)
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